東北大学 メディカルサイエンス実用化推進委員会

委員会について

理念・背景

理念

本学の医工融合等の実績に基づき、医療機器シーズ・医療ニーズ全てを対象にプロジェクトを立ち上げ、 企画・設計・非臨床研究・臨床研究・承認審査から実用化までを通して実施し、我が国の医療機器研究開発をリードし、国際的に認知されるヘルスケア研究開発拠点を形成する。

背景

まもなく到来する超高齢化社会に対応するため、高度先進福祉社会の実現が求められています。 医療・福祉に関する科学・技術の開発を集中的に推進するためには、その中心的な学問分野となる医学と工学を融合した「医工学」の確立が不可欠です。

東北大学は、伝統的に医学・医療における工学技術を医学・医療へ応用するとともに、医工連携を先進的に推進し、これまでに数々の優れた実績を挙げてきました。 その歴史は、大正14年の本学工学部電気工学科と医学部小児科学との共同研究から開発された「電気聴診器の開発」に遡り、 以来今日に至るまで、途切れることなくまさに我が国の医工学の発展を常に牽引してきています。一方、教育組織としても、 平成20年度4月1日に我が国初の大学院研究科として医工学研究科が発足し、医工学の新しい分野を切り開いていくリーダーとなる研究者の育成に取り組んでいます。

本学の医工学の歴史を受け継ぎ、さらなる発展を目指し、全国でも希有な取り組みとして学内16部局が一体となった本委員会を発足しました。

略称とロゴマーク

略称

PROMOT(プロモート)
[PROmotion of Medical science cOmmittee, Tohoku university]

コンセプト

右に配置された円は世界(地球)そのものを表しています。 その円に交わる左の軌跡は、複数の部の集合体であり、グローバルな規模での発展を目指す委員会の姿勢を表しています。