東北大学 メディカルサイエンス実用化推進委員会

委員会について

3つの部会

「教育部会」「グラント探索部会」「研究協力・シーズ探索部会」という3つの部会がそれぞれの課題解決に向けたアクションプランを実行し、 互いに連携することで全学的なメディカルサイエンス実用化支援体制の構築を目指します。

教育部会

部会長挨拶

医薬品・医療機器開発の拠点として発展するためには、大学全体の組織的取組として、戦略的な人材育成が不可欠です。 東北大学では、平成13年より、社会人技術者に対する医学・生物学・医工学の再教育プログラム(REDEEM)を実施してきました。 また平成20年には、国内初の医工学研究科を設置し、未来の医工学を担う人材を育成しています。

教育部会では、本学におけるこれらの充実した教育体制に基づき、専門分野を超えた新領域を担う逞しい研究者の育成を効果的に進めるよう、 高度教育を牽引するプログラムを提供し続けるべく、関係部局の教育に関するニーズや実態調査、それに基づく教育・研修を計画、実施を推進します。 また、メディカルサイエンス実用化推進委員会の活動の基盤となる他の2つの部会と緊密に協力し、 我が国の技術開発・産業の発展に総力を挙げて取り組んで参る所存です。皆様からのご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

厨川常元 部会長

概要

医薬品・医療機器開発を担う人材を育成するための教育体制を構築し、メディカルサイエンス実用化に関係する研究会等の実態調査を行います。

アクションプラン
1医薬品・医療機器開発に関する教育への取り組み
  • 研究開発の底辺拡大
    医薬品・医療機器の開発を担う人材の育成
    関係部局における臨床研究教育ニーズ調査
    関係部局のカリキュラム調査
  • レギュラトリーサイエンス教育体制の確立
    厚生労働省・革新的医薬品・医療機器・再生医療製品等実用化促進事業の取り組み
    「薬学研究科(ゲノム薬理学)」「医工学研究科(医療機器)」
    PMDAとの人事交流、レギュラトリーサイエンスに関する教育・研修の計画・実施状況の確認
  • 復興庁・文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラムにおける取り組み
    本プログラムにおける「知と医療機器創生宮城県エリア」における人材育成、機器共用の計画・実施の確認
  • 医工学研究科 REDEEMプロジェクトとの連携・実施状況の確認
  • Medtech Innovation Japan (Stanford Biodesign, 東京大学・大阪大学との連携人材育成事業)
  • 日本シリコンバレー医療機器イノベーションエコ会議
2メディカルサイエンス実用化に関する全ての研究会、研修会にかかる実態調査
  • メディカルサイエンス実用化に関する全ての研究会・研修会の実態調査
  • 研究会・研修会の広報・伝達システム体制の構築

グラント探索部会

部会長挨拶

メディカルサイエンス実用化推進委員会は、繋がりの弱かった部局間での連携を、「医療」というキーワードを通して、様々な連携を推し進めることを目的としています。

グラント探索部会では、この鎹(かすがい)構造を利用することで、個々人の経験に頼っていた予算申請を集約化して構造的に強化し、高度で専門的な展開を可能にするために、多くの支援を実施します。

具体的には、「省庁の予算構造の理解と申請書の作成支援」、「予算情報のスクリーニング」、「政策提言のプロセスとポイント」、「情報交換によるノウハウの蓄積」等々です。

これらの支援により、予算の採択精度が向上し、画期的な新薬や医療機器の開発、企業が取り組みにくい希少疾患に有効な薬の開発等に寄与します。

根東義則 部会長

概要

外部資金獲得に向け、公募情報を学内に効果的に発信するとともに、プレゼンテーションや資料作成等、実効性のある申請支援体制を構築します。

アクションプラン
1公募情報等の学内配信システムの構築
  • 参加型メーリングリスト等を構築し、効果的な情報配信を行います。
2申請体制の構築
  • シーズ探索部会やWGメンバーと協同し、申請希望者に対して体制構築等を支援します。
3プレゼンスキル等の充実化
  • 外部専門家を活用し、プレゼンテーションスキルや申請資料等の充実化を図ります。
4在京OB会開催及びグラントマネージャー制度の新設
  • 関係省庁の管理職・企業取締役を中心とした本学OBリストを作成し、総長主催の在京OB会を定期的に東京で開催する。 情報集種、ネットワーク作り、企画提案を目的として在京グラントマネージャーを置く。
5グランドデザインの早期作成
  • コンサルティングファームに依頼し、本学メディカルサイエンスのブランドデザインを作成する。

研究協力・シーズ探索部会

部会長挨拶

近年、医療産業は技術革新により急成長を遂げ、世界的な競争も激化し、 我が国において国際競争力を有する質の高い臨床研究推進体制の整備が急務となっています。

東北大学では、平成24年に東北大学病院臨床研究推進センターを設置し、 基礎研究から橋渡し研究、さらに臨床研究・治験への切れ目のない開発支援を行い、研究成果の実用化を推進しています。 さらに臨床研究中核病院として、東北地方における、特に医療機器開発支援を中心とした臨床研究を広く支援しています。

このような臨床研究推進体制に基づき、研究協力・シーズ探索部会は、全学の開発研究活動を俯瞰し支援する本委員会において、 学内のみならず、東北地方全域の有望なシーズの探索・開発を効果的に進めるよう、全学的なシーズ・ニーズ探索のシステムを構築します。 また、「知と医療機器創生宮城県エリア」と連携して、新たな企業ニーズ・シーズの発掘を推進します。

東北地方の臨床研究の中核となるべく、全国及び世界に向けて、 研究開発の成果を発信し、高度先進医療の推進とイノベーション創造に寄与していきたいと考えています。 皆様のご協力・ご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

下川宏明 部会長

概要

全学におけるシーズ・ニーズ探索システムを構築するとともに知と医療創生宮城県エリアと密に連携して新たな企業ニーズ・シーズを発掘します。

アクションプラン
1シーズ・ニーズ探索システムの確立へ向けた取り組み
  • 全学的なシーズ・ニーズ探索システムの構築
    医薬品・医療機器開発シーズ管理システムの構築検討→大型予算獲得のためのシーズ情報管理にも活用
    医療ニーズ集を作成し、マッチングを推進
  • シーズ登録のための宣伝(広報)活動
    前臨床試験(各部局)から臨床試験(大学病院)への棚卸し
  • 実用化の支援環境整備
    シーズのインキュベーション体制(試作品製造、特許戦略、開発戦略)の整備
    医療機器の実用化、特許取得に対する評価制度の提案
2地域イノベーション戦略支援プログラム(知と医療機器創生宮城県エリア)の
拠点における医療機器研究開発の取り組み
  • 医療機器研究開発の進捗管理
  • 新たな企業ニーズ・シーズの発掘